ハンデをつけて順位を競うオートレース

オートレースの魅力・見どころ

競輪や競艇など、選手たちがマシンに乗って繰り広げる競技は公営競技として広く賑わっていますが、そうしたモータースポーツの一種としてオートレースがあります。
オートレースとは排気量が500cc、もしくは600ccの二輪車で競い合うレースのことで、公営競技の中では最速の時速150kmという迫力あるものになっています。
オートレースの選手は国内にも数多くおり、オートレースに親しみのない人にも有名なのが元SMAPの森且行選手ではないでしょうか。

スピード感の溢れるオートレースは見るだけでも十分楽しめるものとなっており、レースの仕組みを知っておくとその没入感はより高いものになります。
たとえば、オートレースには「オープンレース」と「ハンデレース」の2種類が存在しています。
オープンレースは、全員が同じラインからスタートするレースで、有力選手や実力の近い選手が揃う場合によく採用される形式です。

一方のハンデレースでは、選手のランクや実力によって10m単位でハンデが設定されます。
このハンデがあることで拮抗して白熱した勝負をでき、観客も手に汗握る観戦を楽しめるというわけです。

プロのオートレース選手は半年ごとにランク分けの審査があり、それぞれが上のランクに残留できる、また上がれるように努力を続けています。
新人選手はデビューしてから1年ほどはB級の最下位として登録されますが、そこからレースを勝ち上がって最上位のS級を目指していきます。
S級は上位48名までが所属できるランク帯であるため、日々選手たちはS級を目指してレースに励んでいます。
公営競技として親しまれているオートレースですが、速いスピードでフィールドを駆け抜ける選手たちの姿は、ただ見るだけでもかっこよく、自分もこういう世界に入ってみたいと強く思わされる魅力があります。

オートレースのイベント情報

オートレースの会場は福岡・山口・静岡・埼玉・群馬の5箇所に存在しており、ほぼ毎日のペースでどこかの会場でレースが開催されています。
レースの種類はSG・G I・G II・普通とグレード分けがされており、中でもSGレースが規模としては一番大きく、優勝賞金は3000万円にものぼります。
それぞれのレースでは投票券を購入でき、予想した順位と実際のレース結果に応じて配当がもらえる仕組みです。
単勝や3連単など予想の方法にも種類があるため、その日出場する選手の情報などを調べて自分なりに予想を立ててレースを観戦するのも大きな楽しみです。

一番大きなSGレースでも年に数回は開催されるため、日程と時間に都合が合う方は近くのレース場へ出向いて、迫力のあるレースを観戦してみてはいかがでしょうか。
想像以上のスピードに圧倒されること間違いなしです。

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