高校野球とプロ野球について

ベースボール

バッターと打者の1対1の対決、ドラマ性のある試合展開。野球は他の団体スポーツにはない、特徴や魅力のあるスポーツです。

高校球児たちが全力をだして戦う「高校野球」。野球を極めたプロたちがプライドをぶつけ合う「プロ野球」。両方とも同じ野球でもルールや魅力が違います。各野球の違いや魅力について紹介しましょう。

夏の風物詩!甲子園の高校野球

100年にもわたり続いてきた、全国高校野球選手権大会。夏の甲子園は全国で勝ち抜いてきた56校が集結し、優勝をかけて熱戦が繰り広げる大会です。甲子園は高校球児なら誰もが夢見る、高校野球の聖地。日々一生懸命練習してもなかなか辿りつけない大会で、有名プロ野球選手ですら甲子園に行けなかった選手も少なくありません。それほど甲子園の土を踏むのは、高校球児にとって憧れの大会です。

大会はトーナメント方式で、1度負けたら敗退というと一発勝負の厳しいルールとなっています。プロ野球だとリーグ戦で試合数があるので1度負けても、チャンスが残ります。甲子園の負けが許されないところは醍醐味の1つですが、残酷なルールです。

高校野球の魅力はなんといっても「高校生らしさ」。この日のために直向きに頑張ってきた力を出し切るプレーや、負けたときに込みあげる涙。甲子園の土を持って帰るけなげな姿など、プロ野球にはない若者の純粋な姿に心を打たれます。

結果を出し続けなければ行けない「プロ野球の魅力」

プロ野球は高校野球にはない、面白さがあります。一流の野球選手が集まるプロの対決。結果をださなければ行けない緊張感や応援してくれるファンの重圧もあるでしょう。勝ち続けなければならない試合が、プロ野球の世界です。

試合はリーグ戦とクライマックスシリーズというトーナメント戦で進みます。リーグ戦は半年間にも及ぶ体力勝負となるので、コンディションの調整も重要です。半年以上もの間、プレッシャーの中で試合にでる一流選手はすごいですよね。

ルールの話しになるのですが、高校野球とプロ野球には盗塁にも違いがあります。高校野球では点数に差がついていても盗塁で点を取りにいけるのですが、プロの世界ではある程度の点数差がついている場合、盗塁の記録がつきません。盗塁をしてはいけないというわけではわりませんが、暗黙の了解で盗塁をする人は少ないです。また点差によるコールドゲームはプロ野球にはありません。点差が何点あろうが、9回まで試合が続きます。

高校野球とプロ野球でルールや見どころが少し違いますが、自分にとって野球は野球。夏にはどちらの野球も開催されるので、夏が待ち遠しいです。

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