スケートボードもオリンピック種目!

スケートボード

東京オリンピックから正式種目となったスケートボード。アメリカが発祥のこのスポーツは出場選手の大半を10代前半が占める若者のスポーツです。
アラフォーの私も若いころ、ちょっとだけかじったことのあるスケートボードがオリンピック種目になるとは感慨ぶかいものがあります。

オリンピックでのスケートボード

オリンピックではくぼ地上の複雑なコースで競う「パーク」、街中のようなコースで滑る「ストリート」の2種類に分かれて競技が行われます。
どちらとも技の難易度やメイク率、ルーティーン、スピード、オリジナリティを総合的に評価する採点競技です。

パーク

パーク
ボールといわれる大きなお皿やお椀をいくつも組み合わせたコースで行われる種目です。ここを一気に駆け上がり、空中で行われるトリック(技)が見どころ。まるでサーカスのような種目です。

ストリート

ストリート
街中にある階段や手すり、壁、坂道を模したセクション(構造物)のあるコースでトリックを競いあいます。選手はセクションを使いながらトリックを披露していき、採点される種目です。

スケートボードの注目ポイント

トリックの難易度が得点構成の中心ですが、同じ技でもスピードや動作の大きさによって点数が変わります。時間内で披露される構成も選手にとってのアピールポイントです。
パークだと高速での空中浮遊、飛び出しからのトリックが注目ポイント。ストリートでは手すりや段差を飛び越える際の跳躍やバランスの難しいトリックが見られます。

注目選手

注目の日本人選手は世界最高峰のプロリーグ「ストリートリーグ(SLS)」で日本人初優勝を果たした堀米雄斗選手がその筆頭となります。若干20歳の堀米選手はストリートの選手ですが、パークもこなせるオールラウンダーなスケボー選手です。
また、冬季オリンピックのソチ、平昌オリンピックで2大会連続銀メダルに輝いた平野歩夢選手はパークの代表として東京オリンピックにも参加。スケートボード日本選手権で優勝し、オリンピックの切符をつかんだ平野選手は、スノーボードとスケートボードの2つの競技でメダルを狙います。
女子は、ストリートの女子代表として参加する西村碧莉選手です。西村選手は2017年にXゲームズで日本人初優勝を果たし、2019年には世界選手権で初代王座となります。
パークの代表四十住さくら選手は高いジャンプとスピード感のあるダイナミックな技が得意の選手です。2018年のアジア大会で優勝を果たし、世界選手権でもパークで優勝を果たしました。両者とも東京オリンピックでのメダル獲得に期待がかかります。

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