波乗りを楽しむサーフィン

サーフボード

2020年東京オリンピックより「サーフィン」がオリンピック競技になりました。サーフィンは競技というより「個人で楽しむ趣味」というイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。レジャーやライフスタイルとしてのサーフィンも魅力的ですが、競技としても注目すると新しいサーフィンへの興味が湧いてくるかもしれません。

波と自分だけ!楽しむサーフィン

自分は趣味が広いので、若い頃は趣味としてサーフィンを楽しんでいました。波に乗った時は海の上をスーッと滑るような、歩くような感覚がたまらなく好きで夢中で沖に出ていったのを覚えていますよ。自然と一体になり、自分と向き合う時間が作れる「生きていることを実感する」スポーツです。

サーフィンに必要な道具としては、ボードとウェットスーツ、ボードと体をつなぐリーシュコードです。サーフィンを始めたばかりの時は、海面を移動する「ハンドリング」のトレーニングと波に乗りボードの上に立つ「テイクオフ」のトレーニングを重ねます。あとはイメージトレーニングといったところでしょうか。波に乗るのに最初は勇気がいります。恐怖に打ち勝って波に乗れた時の喜びは今でも忘れません。サーフィンが上手くなると、自分の成長に自信が持てるようになります。サーフィンを上達していく過程では、スキル不足を人のせいにできません。「自分自身に勝つことで成長できるんだ」というマインドが身につき「人のせいにしない」思考になります。この経験は人生にも活きてきますよ。

アクロバティック!サーフィン競技を観戦

趣味で楽しむサーフィンもいいですが、競技としてのサーフィン観戦も魅力がたくさんあります。世界中で親しまれているサーフィン人口は、3,500万人を超えるそうです。中でもアスリートとして大会に出る、サーフアスリート達の演技は必見ですよ。人を巻き込むように動く波の斜面をすり抜けたり、波を台にして空中を飛んだりする技など、迫力のサーフィンが観戦できます。
日本のサーフアスリート達は、世界のなかでどのくらいの位置にいるのでしょうか。2017年のISA世界ジュニアサーフィン選手権のボーイズクラスでは、日本の選手が金メダル獲得。一方で18歳以下のクラスでは世界レベルに技術・体力、メンタル面などで追いつけないのが現状でもあります。

サーフィンはスピードのある動きやダイナミックな演技が求められる、レベルの高いスポーツです。
オリンピックの波に乗って今後もサーフィン観戦ファンが増えると予想できるので、今後の日本サーフアスリートへの活躍に期待を膨らませています。

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